廃棄物リサイクル業 30年の実績!東日本中心に九州まで対応。産業廃棄物はウム・ヴェルトグループ

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第19回社外見学会を行いました。

今回は食品リサイクル分野で日本のリキッド飼料による養豚のパイオニア、株式会社日本フードエコロジーセンター様と汚泥処理でエコジョイン北関東の施設運営をされている株式会社タカヤマ様をウム・ヴェルト社員25名で見学させていただきました。こちらの2社は処分でお世話になっているウム・ヴェルトのお取引先でもあります
午前中は神奈川県の相模原にある日本フードエコロジーセンター様の見学をさせていただきました。こちらの会社は本年7月1日、テレビ東京のガイヤの夜明けで“養豚農家を救う画期的な「えさ」”ということで大きく報道されました。日本フードエコロジーセンター様は日本で初めて食品廃棄物からリキッドフード(液体飼料)を製造し、養豚農家に販売されています。養豚は通常配合飼料を使うのですが、輸入価格の高騰で養豚事業が成り立たなくなっています。ところが、リキッドフードはえさ代が配合飼料の約半分で、しかもリキッドフードで育った豚は味もよく、オレイン酸が多く含まれるため、成人病予防にもいいと一石二鳥のえさです。こちらのえさで飼育した豚は「優トン」というブランド名では小田急百貨店様やOdakyu OX 様で販売され、また、エコス様では旨香豚(うまか豚)として販売され、人気商品になっているということです。

見学は食品廃棄物が選別され、破砕、殺菌、発酵、製品化という流れを見せていただきました。

 


日本フードエコロジーセンター様工場

会議室での説明に聞き入るウム・ヴェルト社員

食品廃棄物

破砕機に投入

品質管理用リキッドフード

ブランド豚肉 「優とん」

 午後は埼玉県本庄市にある株式会社タカヤマ様のエコジョイン北関東を訪問しました。こちらの工場は昨年11月にリニューアルされ見学コースも完備されています。
汚泥処理の仕方はいろいろありますが、有機液状汚泥は凝集剤により水分と固形物に分けられ固形物はさらに脱水機にかけられ水分を除去します。この後固形物は堆肥化を行い、水分は微生物による水処理が行われます。凝集剤による水分と固形物の実験を見せていただきました。凝集剤を入れると汚泥はみるみるうちに、上部に水分、下部に固形物と分離されました。化学の実験室にいるような感じです。
水処理につきましては偽生物の力を借りて浄化するのですが、近年夏場は非常に熱いため菌が死んでいます可能性があります。処理水の温度管理にはかなり気を使われているようでした。


タカヤマ様工場

汚泥処理の説明

汚泥に凝集剤を入れる

きれいに分離しました

菌による水処理の説明を受ける


 



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